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昼と夜では音が届(とど)く距離(きょり)は変(か)わるの?
はい、音は環境(かんきょう)によって届(とど)く距離(きょり)が変(か)わるのでございま~す。たとえば昼なら地上があたたかく、空の方が寒くなるため、音は上に逃(に)げるのですが、夜は地上が冷(ひ)えて、空の方があたたかくなるので、音が広がらずに遠くまで届(とど)くのでございま~す。
眠(ねむ)りやすくなる音ってあるの?
波の音や川のせせらぎなど、自然界(しぜんかい)の音を聴(き)くと心が落ち着き、よく眠(ねむ)れるといわれていま~す。他にも雨や風の音など古来より自然(しぜん)に聴(き)いていた音にはリラックス効果(こうか)があるため、眠(ねむ)りにつきやすくなるので~す。
糸電話の糸をバネにかえるとどんな声が聞こえてくるの?
パタム。糸電話の糸をバネにかえたバネ電話で話すとエコーがかかったように聞こえま~す。音がバネの中を何度も行ったり来たりするので、音がたくさん響(ひび)いて聞こえるのでございま~す。
おならにいろんな音があるのはどうして?
それは、おならの音は、ガスが出るスピードとガスの量(りょう)で決まるからでございま~す。おなかに力を入れていっきに出すと大きな音や高い音がしたり、そーっと出せば、しずかな音や低(ひく)い音になりま~す。なお、音とにおいは関係(かんけい)ないみたいですよ~。
キツツキは木をつつく音で何かを伝(つた)えているの?
はい、キツツキは木をつつく音で、「あなたのことが好(す)き」と伝(つた)えたり、「ここはわたしの家なので入らないで」と伝(つた)えるドラミングという行動をとりま~す。ほかにもエサを探(さが)したり、家を作るために木をつつきますが、音で何かを伝(つた)えるためにも木をつつくのでございま~す。
蒸気機関車(じょうききかんしゃ)の汽笛の音ってどうやって鳴らしているの?
蒸気機関車(じょうききかんしゃ)は、石炭を燃(も)やしたときの蒸気(じょうき)のチカラを車輪(しゃりん)に向けて送ることで走りま~す。この蒸気(じょうき)をすこしだけもらって汽笛を鳴らすんですね~。汽笛は長さの違(ちが)う管(くだ)が集まってできており、ひとつひとつ出る音が違(ちが)うので、いっしょに鳴ると「和音」になるのでございま~す。
ゴリラが胸(むね)を叩(たた)く音ってどうしてあんなに大きな音になるの?
ゴリラの胸(むね)には空気で膨(ふく)らむ「のどぶくろ」があり、ここを膨(ふく)らませて叩(たた)くと、中の空洞(くうどう)に響(ひび)いて音が大きくなりま~す。この音はなんと、2キロメートル先まで聞こえるそうですよ~。パタム。
ガラガラヘビのしっぽはどうして音がなるの?
パタム。ガラガラヘビは大きくなるために、何回も「脱皮(だっぴ)」つまり、皮を脱(ぬ)いでいきま~す。しかし、脱皮(だっぴ)をするとしっぽの先だけ皮が残(のこ)ります。これを~何度もくりかえして残(のこ)った皮が重なっていくと、しっぽを振(ふ)ったときに擦(こす)れあって音が鳴るのでございま~す。
指を水でぬらしてグラスのふちをなぞると、音がなるのはどうして?
パタム。指を水でぬらしてふちをこすることで、グラスがぶるぶるとふるえて、この”ふるえ”が空気に伝(つた)わって音が聞こえるのでございま~す。グラスにそそぐ水の量(りょう)を増(ふ)やすと、ふるえが少なくなり、音が低(ひく)くなりますよ~。